なぜ浴室にカビが生えるのか?原因と対策

この記事の目次
浴室に発生するカビは一体何?黒カビはカビが発生した瞬間にできるものではないカビは放置するほど浴室内に広がる夏はあまり広がらず、秋以降の涼しい時期に広がりやすい浴室にカビが生えてくる原因とは?浴室にカビが生えないようにする対策を一挙ご紹介します!これまでで行ったハウスクリーニング

皆さんは浴室にカビが生えていて掃除が面倒だと思ったことはありませんか?


意識してカビが生えないようにすることもできますが、忙しくて掃除している暇がなかったり、疲れていて後回しにしたりしている人も多いかもしれません。


しかし、掃除していない間にもカビは少しずつ根を伸ばしているので、気づいたときには既に黒いカビが浴室中に広がっています。


なかなか落ちないカビ落としに苦労しないようにするためにも、カビが発生する仕組みを知り、事前に対策することが大切です。


それでは、浴室にカビが生える原因と対策についてご説明しましょう。

浴室に発生するカビは一体何?


気づいたら浴室のどこかでカビが発生しているのを見かけるケースが多いかと思われますが、どんな仕組みでカビが発生しているのか気になる人も多いのではないでしょうか。


カビが発生する仕組みが分かれば、自ずとどんな対策をすればいいのか分かるかもしれません。


それでは、浴室に発生するカビとは一体どんなものなのかご説明しましょう。

黒カビはカビが発生した瞬間にできるものではない


皆さんは浴室の壁を見たときにカビが生えていたとき、見つけた瞬間からカビが発生しているものと思っていませんか?


実はそれは誤りで、カビが目に見えるまで生えていた場合は既に壁の中で黒い糸状の菌糸を網目状に張り巡らせています。


基本的にカビは空気中に舞うカビの原因菌が壁や床などに付着し、付着した原因菌がそこから根を伸ばして成長していきます。


ここまでは人間の目には見えないので、既にカビが発生しているとは非常に気づきにくいです。


そしてカビは成長を続けると同時に黒い糸状の菌糸を網目状に張り巡らせていきます。


このようにカビは知らない間に広がり続けているので、黒カビが目に見えるようになってから掃除するようでは遅いと言えるでしょう。

カビは放置するほど浴室内に広がる

最初に黒カビを見つけたときこそ最初の対処が重要ですが、皆さんは黒カビを放置していませんか?


ほんの少ししかない小さな黒カビだから掃除を後回しにしてもいいと思う人も多いかもしれませんが、黒カビは小さくても10日もすれば周囲に黒カビを発生させてしまいます。


最初はほんの小さな汚れだったとしても、放置するほど浴室内に広がっていきます。


上記でご説明したように、カビは糸状の菌糸を網目状に張り巡らせて成長するため、カビが小さいうちに対処できるかどうかが最も重要なポイントだと言えるでしょう。


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夏はあまり広がらず、秋以降の涼しい時期に広がりやすい

カビは非常に厄介なもので、カビが繁殖しやすい環境になると増殖するスピードが早くなります。


しかし、夏の時期はカビが広がるスピードが緩やかになるのをご存知でしょうか?


カビは高い温度がずっと続いていると、まるで夏バテのような状態になるのでカビが増殖しにくくなります。


もちろん全く増殖しないというわけではありませんが、夏は乾燥しやすい上に高い温度がずっと続くため、カビにとって成長しにくい環境なのがポイントです。


ただ、夏はカビが増殖しにくい一方で、秋以降の季節は気温が涼しくなるのでカビが増殖しやすい時期になります。


秋以降は気温が下がって涼しくなること、湿気が発生しやすくなることなどさまざまな条件がカビが増殖しやすい環境を作り出してしまいます。


特に冬に発生する黒カビは他の季節で発生する黒カビと比べて色が薄いため、パッと見ても黒カビが生えていることに気づきにくいのが難点です。


春になれば気温が暖かくなるので、カビにとって過ごしやすい時期になるでしょう。

浴室にカビが生えてくる原因とは?


浴室にカビが生えてくる原因は、以下の通りです。


・温度


浴室にカビが生えてくる原因の一つとして、浴室内の温度が挙げられます。


カビが発生する最適な温度は25度~30度とされているため、シャワーや入浴の際に浴室内の温度が上がることでカビが増殖しやすい環境を作り出してしまいます。


・湿度


カビが発生しやすい原因の中で最も気を付けたいのが、浴室内の湿度です。


湿度が高いほどカビの温床になると言っても過言ではありません。


浴槽にお湯を張ったままの状態にしたり、壁や天井、床に水滴がついたままの状態にしたり、浴室内の温度が高い状態が続いていたりと、カビが増殖しやすい環境にするのが問題です。


したがって、いかに浴室内の湿度が抑えられるかが重要になります。


・汚れ


浴室内の汚れはそのままカビが増殖する栄養源になります。


皮脂汚れや石鹸のカス、水垢、髪の毛などをはじめとするさまざまな汚れが付着していると、それらをカビが栄養源として摂取してしまいます。


汚れが多いほどカビの増殖スピードが早くなるため、掃除をする頻度が低ければそれだけ浴室内の壁や天井、床などにカビが発生しやすくなるので注意しましょう。


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浴室にカビが生えないようにする対策を一挙ご紹介します!


浴室にカビが生えないようにする対策は、以下の通りです。


・入浴後にシャワーでお湯と水をかける


浴室にカビが生えないようにするためにも、入浴後に浴室の壁や浴槽、床にシャワーでお湯をかけましょう。


カビは基本的に25度~30度の最適な環境下で増殖するうえ、それより低い温度でも少しずつ増殖していきます。


逆に50度以上の高温を浴びると死滅するとされているため、シャワーの温度を50度以上に設定して浴室中にまんべんなくかけましょう。


身体にかからないように注意しながら浴室内にかけることで、効率良くカビを死滅させることができます。


ただし、シャワーをかけたらそれでおしまいというわけではありません。


50度以上のお湯をかけたとしても、それだけでカビがすべて死滅するわけではなく、お湯が冷えたところを狙って増殖を図ろうとします。


したがって、50度以上の高温で浴室内にかけたら、その後に冷水を浴室内にかけて温度を下げることでカビの増殖を予防していきます。


・湿気を取り除く


シャワーでお湯と水をかけたとしても、それでカビが完全に予防できるわけではありません。


入浴後の浴室内は湿気が非常に多いため、依然としてカビが増殖しやすい環境であることに変わりありません。


したがって大切なのは、浴室内の湿気を取り除くことです。


単に換気扇をかけるだけでも湿気を取り除くことができますが、それでは緩やかに湿気が取り除けるだけになります。


カビが増殖する余地を与えたくないのであれば、お湯と水をかけた後にワイパーやスクイージーなどの水滴を取るアイテムを使ったり、身体を拭いたタオルで拭き取ったりしてから換気扇をかけましょう。


・こまめに掃除する


浴室内の汚れはカビを増殖させるだけの栄養源でしかないので、こまめに掃除しているかどうかが増殖を防ぐポイントです。


浴槽や壁、天井、床、排水口、鏡周りなど、浴室内を丸ごと掃除するような感覚で掃除をするとカビの栄養源になる汚れが一層できるでしょう。


・浴室に置く物を減らす


浴室に物を多く置いている人は、可能な限り置く物を減らしましょう。


物の周辺に水が溜まったり水滴がついたりしていると、それだけでカビが発生しやすくなってしまいます。

したがって、掃除の手間やカビの増殖を抑えるためにも、浴室に置く物を減らしましょう。


浴室のカビを予防するには?お風呂上がりに習慣づけよう! - DIY LABO (asahipen.jp)



これまでで行ったハウスクリーニング

今回ご紹介したハウスクリーニングの事例のように、これまで私たちPVSクリーニングが行ってきたハウスクリーニングの事例を以下にまとめておきます。
気になる方はぜひあわせてご覧ください。

参考記事


浴室は何も対策していないとカビの温床になります。


したがって、可能な限りカビの増殖を抑えるためにも、普段から掃除が行き届いているか、入浴後にお湯と水をかけているか、湿気を取り除いているか、浴室内に置いている物が少ないかなどが重要です。


事前にしっかり対策して、カビの増殖を防ぎましょう。


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